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2009年8月

2009年8月31日 (月)

ホトケ様かと思いました。

「トーマの心臓」「百億の昼と千億の夜」「11人いる!」

「ポーの一族」「スター・レッド」「メッシュ」・・・。

数え切れないほど多くの名作群に

耽ることができた高校時代、幸せでした。

そんな漫画界に住んでいる神々のひとり、

萩尾望都先生と仕事の話をするために、お会いする日が来ようとは、

夢にも思っていませんでした。

(池袋ジュンク堂で開催される萩尾望都ラララ書店には、

こっそり何度か足を運び、お顔を拝見したことはありました)

渋谷の喫茶店でお会いしたのですが、

なんだかフワフワしていて、あんまりよく覚えていません。

覚えているのは、

・僕が何をお話してもニコニコとうなずいてらっしゃったこと

・萩尾先生が注文されたサンドイッチを

「みなさんもどうぞ」と勧められたのですが、

食べたほうが失礼なのか、食べないほうが失礼なのか、激しく迷ったこと

・結局、食べてみたらえらく美味しかったこと

それくらいです。

萩尾先生の手のひらの上でフワフワとしているうちに、

仕事の話は無事に進んだようで、気がついたら、

創刊号から萩尾先生のイラストが掲載されることになりました。

なんだか本当に夢のようです。

萩尾先生は今年が作家生活40周年。

これからも何度も何度も描いてほしいです。

またしても長文スミマセン。

萩尾先生がいったい何のイラストを、どういう企画で描くのか、

それは、また明日のブログでお伝えします。

「別冊少年マガジン」は9月9日水曜日、創刊です。

2009年8月28日 (金)

ヤス先生のこと。

お久しぶりです。
続きが滞り、すみませんでした。

いやあ、驚きました。
ブログというものの反響の大きさにも驚いたのですが、
少し中断すると、こんなにも多方面からお叱りを受けるのか!
ということに驚きました。

反省します。

なるべくまめに書くようにいたします。

ヤス先生のことを知ったのは、世間より遅く、
「とらドラ!」の2巻が出たころです。
表紙を飾るイラストの瞳の強さにひかれてジャケ買いしました。

竹宮ゆゆこ先生のキャラ造形やストーリーも、
素晴らしく、本当にいい小説ですが、
「とらドラ!」を読み続ける楽しみの何割かは、
ヤス先生のイラストのおかげでした。

みなさんは、ヤス先生について、
どんなイメージを抱いていますか?

ヤス先生について
「天才イラストレーター」と紹介されている記述を、
読んだことがありますが、
僕のヤス先生の印象は「努力の人」です。

意外に思われるかもしれませんが、
イラストがメインで仕事をされてきた方が、
漫画を描こうとすると、尋常ではない量の努力が必要です。

イラストと漫画の絵はまったくと言っていいほど別種ですし、
すべてが決め絵のイラストと、
コマを割って読みやすく構成する必要のある漫画では、
要求される技術が、少しずれているんです。

絵心がある分、修正が難しく、普通の人が漫画を描き始めるよりも、
困難な場合さえあります。

そういうことをすべて理解したうえで、
ヤス先生は、漫画の仕事を「やりたいです! やります!」と
おっしゃってくれました。

すごく嬉しかったのですが、
その後のヤス先生の努力にも目を見張るものがあります。

めきめきと漫画が上手くなっていきました。

陰でそうとうな練習をされているんだろうと編集部一同、驚いていました。

ヤス先生のイラストを追いかけると、
常に変化し続けています。
あれほどの絵を描きながら、決して満足することなく、
努力し続けてきた結果なんだと思います。

ヤス先生が描く漫画は、おもしろいです。
確かな画力、造形力を増幅させながら、構成も達者です。
不思議なオリジナリティがあります。

今回、そのヤス先生に原作者としてタッグを組むのが、
「さよなら絶望先生」の久米田康治先生です。

おもしろくないわけがない!

いや、すみません。熱くなりました。
でも、本当に面白いんです。
原作なのに、まがうことなき久米田漫画。
だけど、誰も見たことがない漫画。

問題は、両先生にかなり無理をしてお願いしたので、
創刊号にいったい何ページ載るのか、僕の不安が晴れない、
ということです。

最小2Pから12Pまで、いったい何ページに落ち着いたか、
どうか「別冊少年マガジン」手に取ってご確認ください。

ああ。何ページだろう。。

僕は不安です。でも、楽しみです。

久米田康治原作/ヤス漫画
「じょしらく」

9月9日(水)創刊の「別冊少年マガジン」(380円!)
掲載です。

きっと掲載です!

2009年8月26日 (水)

スミマセン!

いや、スミマセン!

もう少ししたら、ちゃんと定期的に更新します。

ちょっと今、幻の第一回目のブログの問題が深刻で。。

みなさま、本当にスミマセン!

あと、僕のお嫁さん、本当に本当にスミマセン!!

2009年8月19日 (水)

アニマルドキュメント!?

「飾らない人だなぁ」、と。
「純粋」とも言えるし、
少し失礼な表現かもしれませんが、「天然さん」と言ってもいいかもしれない。

雷句誠先生は、そんな人です。
はじめてお酒を飲んだ夜から、なんでも話してくれました。
マンガ創作の話や、新作の話、恋愛の話や、中学時代のアホ話に、
ホノルルマラソンの話まで。なんでも。

つられて、僕らも、自分のことをなんでも話してしまいます。

僕は、人見知りの気が強いほうなので、
ほぼ初対面の人とこんなに、あけすけに話せることに、驚きました。

ひとつの事に、全身全霊をかけている人間というのは、
こんなに純粋で、真っ直ぐで、いられるのか、と嬉しくなりました。

雷句先生の約2年ぶりの新連載「どうぶつの国」も、やはり真っ直ぐな作品です。

もう、変てこで変てこで、絶対に誰も見たことがないような漫画ですが、
真っ直ぐなド直球の漫画です。

笑って、笑って、笑って、号泣した後、
ふと「生きる」ってことの重さを、考えてしまう作品です。

間違いなく、めちゃくちゃおもしろい、漫画です。
老若男女、すべての人に読んでほしい。
いや、もうホント立ち読みでもいいから、読んでほしいです。

表紙と巻頭カラーもついて、
9月9日創刊の「別冊少年マガジン」に掲載されています。

雷句誠「どうぶつの国」。

”どうぶつしか、いない国にたったひとり流れ着いた人間の赤ちゃんの物語”

この壮大なファンタジーを、
なんというジャンルで呼べばいいですか? と雷句先生に訊いてみたら、

「アニマルドキュメント、ですかね」とおっしゃいました。

そんなアホなっ。

僕は、雷句先生と話すのが大好きです。

2009年8月18日 (火)

9月9日「別マガ」をよろしくお願いいたします。

はじめまして!

であってほしい。

このブログの前に一本、意味もなく不吉な「お試しブログ」を
書いたのですが、すでにそのブログの削除の仕方がわからないくらい、
IT化が遅れている「別マガ」班長です。

みなさん、はじめまして。

こんな日記を読んでくださり、ありがとうございます。

第一回目(言い張ることにしました)の日記は、
「別冊少年マガジン」創刊のいきさつから始めさせてください。
 

★始まりは2年前の冬でした。
 
週刊少年マガジン編集部は講談社いちの大部署ですが、
多忙さでも1、2を争う部署なんです。週刊の「少年マガジン」と
月刊の「マガジンSPECIAL」をひとつの部署で編集しているからです。
にもかかわらず、編集部には不穏な空気が渦巻いていました。

「僕たちは、もっともっと新しい漫画を作りたい」
 
「新しい雑誌を作りたい」
 
という空気です。
アホですよねー。今でも死ぬほど忙しいのに・・・。
その年の大晦日、深夜になって、誰かが言いました。
「少年マンガって何だろう・・・?」
その言葉が不穏な空気をはじけさせる銃弾となりました。
 
★「少年マンガ」って何でしょうか?

僕たちはこう考えています。
それは、夢の詰まった物語です。
限りない夢と無限の希望を伝える言葉です。
 
僕らには、そんな「夢」を製作し、
子供たちに届ける責務があります。

「夢」というのは、読んだ人たちの人生を変える力であり、
読んだ人たちが、この世界を変えようと思う原動力です。

そんな夢が詰まった漫画であるならば、
たぶん、その漫画はまず漫画界をも変えうる力を持った、
新しい作品だろうと、僕らは考えました。

ならば、一度、
とことん新しい漫画ばかりが載った雑誌、
意欲的で、野心的で、夢と冒険に満ちた漫画ばかりが、
載った雑誌を作ろう。

「週刊少年マガジン」では、できないような冒険をしてみよう。 
 
そんな想いをみんなが抱いたとき、「別冊」プロジェクトは始まりました。

たいへん有り難いことに、
多くの作家が賛同してくれました。

綺羅、星の如き、まばゆき作家群、 
そして、その先生方を凌駕する勢いの、
素晴らしい新人作家ばかりの雑誌です。
  
「別冊少年マガジン」には夢と冒険が詰まっています。
残酷で理不尽な世界を描いた作品もあります。
しかし、その根底には、熱い熱い生き抜く力を
感じさせてくれるものばかりです。

すべての少年と、かつての少年たちに、
今、最も届けたい雑誌ができました。

9月9日創刊、特別定価380円です。 

ぜひ一度、手にとっていただければと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
 

2009年8月13日 (木)

はじめまして。

はじめまして。「別冊少年マガジン」の班長です。

まったくIT化が遅れておりまして、ブログなるものを今、はじめて書いています。

これは「ただいまマイクのテスト中」みたいなものです。

本番ではなく「お試し」のようなものです。

お目汚し、申し訳ありません。

関係ないですが、今日の朝、妻に、

「ブログというものを始めなければいけなくなってしまった」と話したら、

「そう。私は離婚について考えている」と言われました。

ええっ!!